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旬の食材でヘルシークッキング
<今月の旬>わらび餅

じめじめした梅雨から暑い夏へ、今年は梅雨が長く続いていました。梅雨の時期は体に余計な水分が溜まりがちです。結果体がむくんだり、だるくなっりしてしまいます。 これから暑い夏になり、汗の量がアップします。汗は体の熱を下げますが、水分と塩分それと「気」(エネルギー)も一緒に外に出してしまいます。 暑い夏には、水分を補い、体の熱を下げる食材を取り入れましょう。 胃腸の働きもわるくなるので、消化を助けてくれる食材を選びましょう。見た目が涼し気というのもありです。

涼し気な見た目と言えば、わらび餅も浮かぶのではないでしょうか。コンビニのスイーツコーナーでも人気になっています。

わらび餅の原料、わらび粉は誰もがなじみのある山菜「わらび」の根から取れるでんぷんで作られています。わらびの根からなんと5−6%しか本わらび粉はできません。そしてわらび餅にすると賞味期限が2時間だそうです。本来のわらび餅が流通しないのは、高価であり、賞味期限が短いことです。

本物のわらび餅はこのわらび粉だけでできているのに対して、コンビニやスーパーなどで購入することができる市販のわらび餅に含まれるわらび粉はとても少なく、大半が加工デンプンからできています。

これからの時期にあっさり食べられるわらび餅は、食欲がない時にも食べやすくおすすめです。出回っているわらび餅はでんぷんが多いので、食べすぎにはくれぐれもご注意ください。

夏の代表の和菓子「わらび餅」ぜひ食べてください。

栄養

わらび粉はわらびの根を叩きほぐして洗い出し、精製したデンプンで、食物繊維が豊富に含まれています。
特に不溶性食物繊維が豊富で、これは便のかさを増やして腸を刺激して排便を促すなど整腸効果に優れています。

わらび粉を用いたわらび餅はビタミンB郡、ビタミンE、カロテン、食物繊維といった栄養素が含まれています。きな粉や砂糖を加えた総カロリーが1人分おおよそ174kcalとかなりヘルシーです。

キレイな透明のわらび餅はさつまいもやタピオカのデンプンや葛粉を主材料にしたものがほどんどで、本物のものよりカロリーが高く、糖質が多く含まれています。わらび餅一人前で180Kcal、糖質34.8gと、ほぼ糖質によるエネルギーです。糖質は身体のエネルギーとして最適なので、お腹が空いているときや過度な運動のあとにおすすめできます。本物のわらび粉で作られていないわらび餅でも、特有のもちもちした食感により満腹感を得やすい点は同様です。

 

■わらび餅に含まれる健康成分
<ビタミンB1>  糖質分解の酵素を助け、エネルギー代謝をよくする
<植物繊維>  便通をよくする/ダイエット効果/
<糖質>  エネルギー源/脳の活性化
<カロテン>  免疫力高める/抗酸化作用
わらび餅の冷やし汁
上品な甘さと冷えたお汁粉とわらび餅です。水分を排出し、塩分でミネラルも補います。
成分名
含有量
成分名
含有量
エネルギー
422kcal
カリウム
91mg
たんぱく質
11.8 g
炭水化物
92.2g
脂質
0.6g
植物繊維
13..7g
糖質
78.5g
食塩相当分
1.0g
<材料全てで計算>
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<材料>
小豆汁粉(市販品) 200g

わらび粉 50g (でんぷん入りのもの)

砂糖 15g

水 300t

岩塩(なかった普通の塩) 少々

<作り方>
1.鍋にわらび粉と砂糖を入れて、水で溶きのばし、火にかけて沸騰させる。透明感ができるまでずっとかき混ぜる。

2.ラップの上に1のわらび餅を適当な量をのせて、ラップを絞り、氷水にラップごと入れて固める。

3.皿に、冷やし固めたたわらび餅をいれて、汁粉をいれる。食べるときに岩塩をかける。。

<おうちでカフェ>
定番のわらび餅ときな粉と黒蜜で・・・
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