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旬の食材でヘルシークッキング
<今月の旬>ピーマン

ピーマンはつやつやとした緑色がうつくしい夏野菜のひとつです。ピーマンといえば緑色を思い浮かべる方が多いでしょうが、緑色以外のカラーピーマン、いわゆる「パプリカ」もたくさん出回っています。

ピーマンの歴史は古く紀元前5000年には既にメキシコが原産地といわれています。

その後新大陸発見と共にヨーロッパに広がり、日本には16世紀後半に渡ったといわれていますが、このとき伝わったのはトウガラシで、ピーマンとして伝わったのはまだ後になります。

今のピーマンが日本に入ってきたのは明治時代で、アメリカから持ち込まれてきたものです。このときにはヨーロッパに伝わった「辛みのあるトウガラシ」が品種改良され、「辛みのないトウガラシ」として姿を変え、現在のピーマンとなっていました。ちなみにピーマンは、英語で「スイートペッパー」、つまり「甘いトウガラシ」と呼ばれることから、当時は甘とうがらし、または西洋とうがらしとも呼ばれていました。

ピーマン自体はトウガラシの品種のひとつですが、果実が肉厚であること、辛み成分であるカプサイシンを含まないことも特徴です。また、パプリカなどのいわゆる「カラーピーマン」では、未熟な場合緑色などですが、熟すと赤色やオレンジ色などの鮮やかな色になります。

 

明治時代に入ってきたピーマンは当初は青臭さが敬遠され、全くといってよいほど普及しませんでした。第二次世界大戦が終わると、洋風料理、中華料理などの調理方法の普及が進み、そこからピーマンは受け入れられるようになったのです。
さらに1960年頃から、日本独自に食べやすい品種の開発がすすめられ、くせが少ない現在の「薄肉中型種」のピーマンが誕生しました。こちらが今現在一番多く流通している最も一般的なピーマンです。ピーマンのビタミンCは熱に強いのが特徴で。油でいためることにより、β-カロテンやビタミンEの吸収力も高まります。調理するなら油炒めが最適です。

栄養

ピーマンは唐辛子の仲間です。唐辛子にはカプサイシンが含まれていますがピーマンにはカプサイシンがふくまれていません。
ピーマンの緑の色素には、クロロフィルが含まれています。クロロフィルとは、植物や藻類などに含まれる緑色の色素で抗酸化作用があり、免疫力を高めたり、発がん防止の効果があります。

また、血管内に中性脂肪がたまるのを防ぐ働きがあるので、コレステロール値を下げ、不純物を排出するデトックス効果もあります。

クロロフィルはピーマンのほか、緑色の野菜、ほうれん草、クロレラ、緑茶、海藻類に多く含まれている栄養です。

ピーマンの独特の香りに含まれるピラジンという成分が含まれています。血液をサラサラにする効能があり、血栓予防に有効です。血栓が原因で起こる心筋梗塞や脳梗塞の予防にもなります


ピーマンにはビタミンCがレモン1個分に匹敵する量含まれています。

ビタミンCは熱に弱いと言われていますが、ピーマンの場合、加熱してもあまり壊れないのが特ません。なぜなら、ピーマンは酸化を防ぐ効果があるといわれるビタミンPを多く含み、ビタミンCが加熱によって酸化されるのをビタミンPが守ってくれています。その上、果肉がしっかりして厚みがあるのでビタミンCが外に流れ出すのを防いでくれています。

また、ビタミンCは美肌効果があり、コラーゲンの生成に不可欠な栄養素です。メラニン色素を分解する働きがあるため、夏の日焼け対策に有効です。

ピーマンにはβ-カロテンも多く含まれています。老化防止、生活習慣病予防などに効果がきたされます。目を守る効果、肌や粘膜を正常に保つ働きもあります。

■ピーマンに含まれる健康成分
<クロロフィル>  抗酸化作用/発がん予防/免疫力を高める
<ピラジン>  血液サラサラ効果/脳梗塞・脳血栓予防/
<ビタミンP>  ビタミンCの酸化抑制/熱からもビタミンCを守る
<βカロテン>  免疫力高める/抗酸化作用/目や粘膜を守る
パリパリピーマン
ピーマンのおつまみが美味しい。はまる人続出です。シンプルにお塩だけで食べるのがおすすめです。
成分名
含有量
成分名
含有量
エネルギー
44kcal
βカロテン
800μg
たんぱく質
1.8 g
カリウム
380mg
脂質
0.4g
植物繊維
4.6g
糖質
0.4g
食塩相当分
3.0g
<ピーマンと塩だけで計算>
健康関連リンク

<材料>
ピーマン 5個(200g)

水・氷

 

塩昆布

豚肉の味噌漬け

鶏そぼろ

ビーツのきんぴら

 

<作り方>
1.ピーマンの種をとり、お好みの大きさに切る。

2.ボールに水をはり、氷、ピーマンを入れる。冷蔵庫に入れ、二晩は漬けたままにしておく。

3.水気をしっかり抜いて、塩をかけて食べる。(とにかく、塩がおすすめです)

お好みで、いろんな具材をのせてみよう!

<おうちでカフェ>
ピーマンは油との相性がいいので、いろんな料理で活躍してくれます。チンジャオロース、揚げびたし、ツナとピーマンなどなど
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