ブロッコリーは野菜にしてはたんぱく質の含有量が多く、その他にも食物繊維や各種のビタミン、ミネラルなどさまざまな栄養素を豊富に含んでいます。欧米では “栄養宝石の冠” と呼ばれるほど、栄養の観点から重宝されています。
特に筋トレや運動をする習慣のある方は筋肉を育てるために必要量が多くなるといわれておりブロッコリーのたんぱく質含有量は、肉や魚などたんぱく質を多く含むことで知られる食品に比べれば少なめですが、野菜のなかではかなり多い方であるといえます。
また、100g当たり37kcalとカロリーが低いため、ダイエット中の心強い味方になってくれます。
ブロッコリーには100g当たり5.1gの食物繊維が含まれています。
食物繊維には脂質や糖、塩分(ナトリウム)などを吸着して体の外に排出するはたらきがあるため、これらの摂り過ぎによって起こる肥満や脂質異常症、糖尿病、高血圧などの生活習慣病の予防・改善に効果が期待できるのです。
ブロッコリーには100g当たり140mgと、レモンより多くのビタミンCが含まれていますビタミンCは皮膚や腱(けん)、軟骨などをつくるたんぱく質「コラーゲン」を合成するために欠かせません。
不足すると疲労感が出たり、気力が低下したりしてしまいます。
ブロッコリーを食べる際はゆで過ぎないよう気を付けましょう。
これはブロッコリーに含まれる多くの栄養が水溶性であるためです。
電子レンジ調理なら短時間の加熱で調理でき栄養も失わずに済むためおすすめです。 |