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旬の食材でヘルシークッキング

<今月の旬> 鰆(さわら)

 

鰆(さわら)は春に多く収穫されることから、春を告げる祝い魚として、日本古来から重宝されてきました。「鰆」という漢字からも表現されています。

鰆(さわら)はスズキ目・サバ科に分類され、体長40cmから1mに成長する大型の魚で、成長とともに名前が変わる出世魚として知られています。

関東では50cmくらいまでの大きさを「サゴシ」や「サコチ」と呼び、50cmを超えると「鰆」と呼ばれます。一方の関西では50cm前後は「サゴチ」や「ヤナギ/ナギ」、70cmを超えたサイズを「鰆」と読んでおり、関東と関西では呼び方が異なります。

鰆(さわら)は、日本の伝統的な魚で、昔から多くの人々に愛されてきました。身は柔らかく、骨も少ないため、魚が苦手な人でも食べやすいと言われています。

 

鰆は年に2回旬が訪れ、春と冬で違った美味しさがあります.

回遊魚であるため、地域ごとによく獲れる時期が異なります。

春の旬(関西地方): さわらは春先から初夏にかけて関西地方でよく獲れます。この時期は産卵のため外洋から瀬戸内海などに押し寄せてきて、沢山獲れる時期です。春の鰆は身の栄養が卵や白子にいってしまい、身の脂が落ちてサッパリした味わいです。
冬の旬(関東地方): 関東地方では、12月から2月にかけて「寒鰆」と呼ばれる産卵期前の脂がのった鰆が旬です。この時期の鰆は身が締まって脂が乗り、上品で淡白ながら奥深い味わいを持っています。刺身には最適です。

さらに、鰆は食卓にだけにとどまらず、俳句の世界でも活躍を見せています。俳句では鰆は春の季語として登録されており、俳人の創作活動にも一役買っているのです。

春の季語を持つ魚ではニシン(春告魚)が有名ですが、鰆も立派な春の季語で食卓だけでなく、創作の世界でも愛されています。

 

 

栄養

鰆(さわら)は、おいしい上に栄養価も高い魚です。そして栄養価が高い食材です。

 

鰆は良質なたんぱく質を多く含んでいます。100gあたりのたんぱく質量は約20.1gで、アミノ酸スコアは「100」です。タンパク質は肌や爪、髪、筋肉、臓器の材料として必要不可欠で、免疫抗体やホルモン、酵素の生成にも関与します。現代の日本人はタンパク質が不足している人が多いといわれていますが、鰆で効率よく摂取できます。

鰆の脂にはDHAやEPAが豊富に含まれています。これらは血管の柔軟性を保ち、血液をサラサラにして流れを良くする効果があります。また、中性脂肪の低下や血栓の予防にも寄与します。.DHAやEPAは人の体内では生成ができないため、鰆などの青魚から摂取が必要な成分です。


また、カリウム、鉄、亜鉛を多く含んでいます。カリウムは高血圧の予防に役立ち、鉄は赤血球の生成に関与します。亜鉛は免疫機能をサポートし、健康な骨作りにも寄与します。鰆100gあたりに含まれるカリウムの量は490mgで、生魚の中では3位にランクインする含有量です


そして、ビタミンB2、B6、B12、ナイアシンなどのビタミンB群も含まれています。これらはエネルギー生成に活躍し、健康な身体を維持する効果があります1

 

■鰆(さわら)に含まれる健康成分

<DHP/EPA> 中性脂肪の低下/血液サラサラ/血栓予防

<タンパク質> 筋肉・臓器の生成/免疫抗体/ホルモン生成

<カリウム> 高血圧予防/

<亜鉛> 免疫機能サポート/

 

鰆の塩焼き

塩焼きにして、お味噌をのせたり、洋風にジェノベーゼソースをのせてもいい味を引き出してくれます
成分名
含有量
成分名
含有量
エネルギー

395 cal

カリウム
1284mg
たんぱく質

48.0 g

亜鉛

2.33mg
脂質

21.9g

植物繊維
0.7g
糖質

4.9 g

食塩相当分
2.9g
<すべての材料で>

<材料>

鰆 2切れ

 

味噌

ジェノバソース

 

<作り方>

 

1鰆に両目に塩をふり、20分位置く、ペーパータオルで水気をしっかりととる

2.皮から焼いて、裏を焼いて、お味噌、ジェノバソースを塗って焼く

3.竹ぐしをさして食べやすいようにして、生姜ネギを盛り付ける。

 

<鰆の西京味噌漬け定食>

鰆といえば西京漬けが真っ先にでてくるのではないでしょうか。とても淡泊な魚ですので、味噌の味をひきだしてくれます。

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