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話を聴くということ
「貴女は聞き上手」と、沢山のライバルを横目にプロポーズされた女性がいます。嘘のような話ですが、これは事実です。自分の話に心から耳を傾けてくれる彼女に、彼は受け止められていると感じ、他の女性にはないやすらぎ・心地よさを見いだしました。人は誰しも、誰かに認めて欲しい、わかって欲しいという願望があります。自分の話に共感し「そうだよね」と返されたとき、人は安心して心を開きます。
さて、それでは本題に入ります。
日常会話の中でよくあるパターンを2つ書いてみます。
パターン1 パターン2
彼女のエステの話はとどまるところを知りません。もうこうなると、悩み相談を始めた彼女は話す気持ちはなくなり、この人に話すのではなかったと後悔し始めます。ここまではオーバーとしても、人の話を全部自分の話に持って行く人は多いですね。その気はないのだけれど、おしゃべりの癖でついつい自分に焦点を当ててしまい、結果として、人間関係が希薄になることもあります。 ここまでの経緯で、相談した彼は「この人だったら聴いてもらえる」と信頼感が生まれます。
話を聴いてもらえる人が見つかったことで、彼の悩みの半分は解消されたと云っても良いでしょう。
一方向 双方向
パターン1、パターン2ともに会話への糸口です。まずは、あなたの話を聴きますよという態度、言葉によって信頼関係を築くことから入ります。真実の人間関係を持ちたいと願うのであれば、人の話を心から聴く姿勢が大事です。そこで「心から聴く」には、どうすればよいのでしょうか?
「きく」ためのテクニック〜3つの「きく」の意味を理解しましょう〜
「きく」という言葉には違った意味を持つ3つの漢字があります。
聞く HEAR・・・音、声を耳に感じること。
訊く ASK・・・相手に尋ねる。質問する。訊問。
聴く LISTEN・・・心できく。注意深く耳を傾ける。傾聴。
この3つの「きく」の意味を理解し、この中の「聴く」ことを大事なコミュニケーションの1つとしていきましょう。
「聴く」ためのポイント6〜あなたも今から聴き上手〜
この6つのテクニックを身につけることで人間関係が変化していきます。人間は本来、聴くことよりも話すことが大好きな生き物です。しかし、聴くことに慣れてくると、人に興味が出てきます。この人はこんな表現をしているけど、もしかして心の内は違うのでは・・・とか、この笑顔の奥は辛いんだ・・・・・、人間てこんなに複雑なものなんだ・・・と、いろいろわかってきます。このように相手を理解することで初めて真実のコミュニケーションが取れると考えます。
まずは、相手の気持ちをしっかり聴くことからが ”始めの一歩” です。
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