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<今月の旬>カラーピーマン |
ピーマンの別名は「甘とうがらし」といわれ、唐辛子の仲間です。原産地は中南米で、コロンブスがヨーロッパに持ち帰ったのが栽培のはじまりです。日本へは明治時代に伝わってきたとされますが、一般に家庭で食されるようになったのは、洋食が広まった昭和30年代以降のことです。
緑のピーマンは苦味が難点ですが、カラーピーマンなら苦味もなく、甘みが多いので抵抗なく食べることができます。さらに、栄養価も高く、抗酸化ビタミンC、Eのほかカロテンも多く含まれています。 |
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カラーピーマンは特に赤ピーマンに含まれるカプサンチンは、体の老化や酸化を防止する力が強く、その力はトマトに含まれてるリコピン以上です。赤ピーマンのビタミンCやカロテンの含有量は緑ピーマンの2倍以上、ビタミンEは5倍にもなります。カプサンチンにはHDL(善玉コレステロール)が酸化する働きを防ぐ働きもあり、生活習慣病に予防にも役立ちます。
さらに、ビタミンCの酸化を防ぐ、ビタミンPが含まれているので、熱によって大幅に減少することもないので、効率よく摂取できます。
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■カラーピーマンに含まれる健康成分 |
<カロテン>風邪/抗炎症作用/コレステロール抑制/免疫強化/疲労回復
<カプサンチン> 抗酸化作用/善玉コレステロールを増やす
<カロチノイド>抗酸化作用/ストレス/アンチエイジング
<ビタミンC>アンチエイジング/コラーゲンの生成/美肌 |
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カラーピーマンと鮭のペーパー包み 究極の美人レシピ!
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夏の暑さを乗り切るためにも、旬の野菜をたべることが一番です。ピーマンの旬は7月から9月に露地ものがでてきます。今回のレシピは鮭とあわせて究極の美人レシピです。鮭にはオメガ3という
EPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)は不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。さらに鮭の赤身にはカロチノイドが含まれています。赤色食材は、アンチエイジング、美肌に効果的です。
電子レンジを使って、火を使わずに調理できるので、暑い夏にぴったりのレシピです。
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成分名 |
含有量 |
成分名 |
含有量 |
エネルギー |
295kcal |
カリウム |
806mg |
たんぱく質 |
21.9g |
リン |
287mg |
脂質 |
13.5g |
ビタミンC |
182mg |
βーカロテン |
1227μg |
食塩相当量 |
1.4g |
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<材 料>カラーピーマン 赤、黄、橙 各1個、
(マリネ液)酢 大さじ4、オリーブオイル 大さじ1、塩、胡椒
ご飯、のり、バジル |
<作り方>
1.ピーマンを半分にカットし、グリルで、やわらかくなり表面が焦げ付き皮が剥ける状態になるまで焼く。
2.熱いうちに皮をむき、適当な大きさに切って、マリネ液につけ込む。
3.ご飯をひとかたまりに握り、その上に付け込んだカラーピーマンを乗せる。好みによって周りをのりで囲む。 |
【参考】(カラーピーマンのマリネのみ)
エネルギー238kcal、たんぱく質3.7g、脂質12.8g、炭水化物29.0g、食塩相当量3.0g |
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