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<今月の旬>キャベツ |
古代ギリシャやローマでは、薬草としてのキャベツが研究されていました。数学者であり哲学者であるピタゴラスは、「元気と落ち着いた気分を保つ野菜」と書き、キャベツの栄養や効果には、昔から注目されていました。
胃腸薬のキャベジンはキャベツに含まれるビタミンUの別名で、胃の炎症や潰瘍を予防する働きがあります。ストレスとアルコールに疲れた体に春キャベツを生で食べてはいかがでしょうか? |
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春に出回るキャベツは、巻きがゆるく柔らかいので生食向きです。淡色野菜の中ではビタミンCが多く、ビタミンUやビタミンKも豊富に含まれます。ビタミンC、U、Kは水溶性なので、水に長時間さらすと流出してしまいます。キャベツは植物繊維が多く、一緒に食べる料理の脂肪吸収を抑制します。とんかつにキャベツがついているのは揚げ物の脂肪吸収を抑え、ビタミンUが胃壁を保護するためです。 |
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■キャベツに含まれる健康成分 |
<ビタミンU>胃壁保護/肝機能アップ/活性酸素除去/胃潰瘍
<ビタミンK>骨粗しょう症/イライラ/肩こり
<イノシトール>肥満予防/脂肪肝/肝機能アップ/動脈硬化/脳の活性化
<ビタミンC>美肌/ガン(癌)/免疫力強化/老化(アンチエイジング)/コラーゲン生成 |
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キャベツのコールスローサラダ 二日酔い解消!胃腸の活性化! |
キャベツ葉1〜2枚にビタミンCがレモン2分の1個と同じ量含まれ、1日の必要量の約40%を摂取することができます。特に芯付近に多く含まれているので芯も薄くスライスして料理しましょう。 |
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成分名 |
含有量 |
成分名 |
含有量 |
エネルギー |
350kcal |
カリウム |
687mg |
たんぱく質 |
8.3g |
ビタミンK |
170μmg |
脂質 |
25.9g |
ビタミンC |
85mg |
炭水化物 |
20.2g |
食塩相当量 |
2.8g |
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