塩麹を超える?ブームが定着した塩麹ですが、自分で作るのは少し面倒くさいし、買うと高い?…
そこで今注目されているのが「塩ヨーグルト」です。無糖ヨーグルトに塩分を加えるだけで、魔法の万能調味料になってしまうのです。ヨーグルトに「塩」を混ぜることで、乳酸菌の活動がさらに活発になることから、腸にすばらしい働きをしてくれます。美肌効果、便秘撃退となることでしょう。
乳製品の中で最も古い歴史をもつのがヨーグルトです。
紀元前3000年ころのブルガリアからだと考えられています。ヤギの皮の袋に入れて持ち歩いていた生乳が自然に発生したバでヨーグルトのような形になっていたのがはじまりだといわれています。
その後、シルクロードを経由しながら中央アジアや内陸の遊牧民族にも伝えられました。
実は、日本での歴史も古く、 日本最古の医書である医心方には、酪、蘇、醍醐の効用として、全身の衰弱を治し、便秘を和らげ、皮膚を艶やかにすると記されています。
でも、高貴な人々で利用された高級な滋養薬であったらしく、一般人がヨーグルトを知ることはありませんでした。
16世紀頃から乳製品がでまわるようになりました。また、今売っているプレーンヨーグルト(無糖)がでたのはここ40年ぐらいのことです。それまでは、加糖の甘いヨーグルトしかありませんでした。
糖分の含まれていないプレーンヨーグルトは、最初に売り出された頃は、「すっぱい!」ということで売れ行きは悪かったようです。
しかし、いまでは健康食品の筆頭となっています。体の健康にこだわった本来のヨーグルトとして次第に注目されるようになりました。そして、今、デザートだけでなく、「発酵食品」として、多くの人に愛される健康食品となっています。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌の種類も様々なので、自分といと相性の良いお気に入りのヨーグルトを見つけるという楽しみも増えています。 |