うど(独活)は日本が原産国の野菜です。
旬のうどは、3〜5月初旬の限られた期間しか食べることのできません。春の訪れを教えてくれる食材でもあります。さわやかな苦みは春にぜひ食べたいと感じさせる季節ならではの味わいです。
山菜として食されていましたが、江戸時代より畑で栽培するようになりました。
うどの大木の意味とは?ウドは本当に大木になるのでしょうか?
「うどの大木」の意味は、体ばかりおおきくて立派だが、何のやくにもたたないという者のことです。
ウドは木ではなく草です。 草丈が3メートルにもなりますが、食べられるのは春に出る芽の部分だけです。 丈が大きく育ちますが、柔らかく材木としては使うことができません。これから「うどの大木」の喩えがきています。
漢方薬として使われる場合は同じ"独活"という字を"ドッカツ"と読み、根を乾燥させて使います。
発汗、利尿作用があり、
強壮や脳卒中、鎮痛、頭痛、神経痛、リュウマチなどの薬に利用してます。
うどの特徴は、独特の香りと歯触りです。サラダやなます、あえ物、てんぷら、きんぴら、味噌漬けなどで、独特の香りと苦みでの訪れを楽しみましょう。 |