豆腐は優良食品であり、『健康食の代表格』として日本のみならず、世界中でも健康食品として注目され、ヘルシーな食材として世界の大都市で手に入る食材になりました。
豆腐は漢時代に発明されたといわれています。日本には奈良時代に伝わりました。
江戸初期のころには、まだ特別の日の食べ物でした。特に農民にとっては非常にぜいたく品であったようです。
この豆腐がようやく庶民の食卓に普段の日でものぼるようになったのは、江戸時代の中ごろから。それも江戸や京都、大阪などの大都市に限られていました。
さて、絹ごしと木綿の違いはわかりますか?作るときに絹を使うか木綿を使うかだ…なんて思っていませんか?
絹ごし豆腐は、水に漬けた大豆をすり潰してしぼり、おからと豆乳に分け、豆乳に凝固剤(ニガリなど)を加えてそのまま型に入れて固めた物です。
水きりの穴がなく、布もしかれていません。舌触りときめの細かさから絹ごしとなずけらえています。栄養は、豆乳をそのまま固めるので、水溶性のカリウム、水溶性のビタミンB1、B2、炭水化物が多く含まれています。
一方、木綿豆腐は、豆乳ににがりなどの凝固剤を加えてある程度固めたものを、木綿の布を敷いた箱型に流しこみ、上から重しをします。箱には三方に穴が開いているので上から重しをすることで、水分を切りながら固めていきます。木綿の布目がついているのが特徴となっています。
木綿豆腐は、絹ごし豆腐にくらべて水分が少ない分、タンパク質、脂質が多く、カルシウム、鉄分、植物繊維が豊富です。カルシウムは絹ごし豆腐の約3倍弱、ビタミンEは約2倍含まれています。
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