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安全JAWSくんのヘルシークッキング
旬の食材でヘルシークッキング

<今月の旬>鱈

.鱈の旬は1月から2月、漢字で「鱈」と書くように、冬を代表する魚です。たら(寒鱈)は冬に水揚される魚ですが、「白子」が一番おいしい時期がこの1月?2月です。この時期を 過ぎるとたらの中の白子が量が減り、水っぽさが出て来ます。
欧米など世界的にも人気のある食用魚。「たらふくくう(鱈腹食う)」の語源ともなっているように大食漢の魚で、真鱈は体長1m、体重20kgを超えるものもあります。細身でタラコをとるスケトウダラでも、大きくなれば体長80cm、体重3kgほどにもなります。
生のほか、塩だらや棒だら、すき身だらなどの加工品もあり、昔から利用されてきた貴重な保存食でもあり、かまぼこなどの練り製品の原料となります。

卵巣は塩漬けしたタラコや辛子明太子に、白子も美味で、「菊子」「タチ」とも呼ばれていますポン酢などで食します。とても濃厚な白子ですがにカロリー100gで約62kcalほどです。
韓国語でスケソウダラの事を”メンタイ”といいますが、辛子明太子やタラコはスケソウダラの卵巣です。 また韓国料理の逸品であるチャンジャはスケソウダラの胃をキムチ風の味付けにした塩辛です。 一匹で数グラムしかとれない胃を集めてヒダの掃除をして漬け込む手間は大変なものです。

これから鍋の季節、鱈の身にはイノシン酸やグルタミン酸が豊富さゆえになくなてはならないものです。またビタミンAの作用で、喉や鼻の粘膜を守る働きがあり、冬の寒い季節の 風邪予防に働きかけます。

 
栄養

鱈は低脂肪の白身魚です。脂質は100gあたり0.2gしかなく、飽和脂肪酸は0.03g、一価不飽和脂肪酸は0.03g、多価不飽和脂肪酸は0.07gと魚類の中でもダントツの少なさです。脂質が少ないので非常に低カロリーですが、高たんぱくが含まれています。また肝には大量のビタミンAとDが蓄えられ、目と皮膚を健康に保ち、骨を丈夫にする働きがあります。昔から風邪や結核、夜盲症に効くとされてきたサプリメントの肝油は、このたらの肝から作られています。

また東洋医学では、たらの身には体を温める効果があるとされ、寒い季節の風邪予防にはぴったりの食材です。白子にはビタミンDが、皮にはコラーゲンが豊富です。

見た目にはあまり変わらないように見える「たら(鱈)」と「銀だら」だが、脂肪で比べてみるとたら(鱈)は、なんと銀だらの約88分の1です。さらに肝機能を高め、余計なコレステロールを排出する効果のあるタウリンが魚類ではトップクラスの含有量です。

脂肪分が少なく、お年寄りや胃腸の弱い方にも無理なく食べられるタラは肉自体、繊維タンパクが大半を占めるためにほぐれやすく、加熱してもかたくならない消化の良い食材です。病中病後の体力回復にもうってつけ。このことからタラは病院食にもよく用いられています。また、低カロリーな魚なのでダイエット中の方にもお勧めです。

しらこに関しては、カロリーは低いですがコレステロールが100gあたり360mgと鶏卵並に含まれています。ちなみに食事摂取基準によるコレステロールの摂取目標量は、成人男性で1日当たり750mg未満、成人女性で600mg未満です。しらこは大量に食べるものではないので、それほど気にする必要はないでしょう。

グルタチオンを豊富に含んでいます。アミノ酸の一種グルタチオンは,ポリフェノールやカテキンより強い抗酸化作用や解毒作用,肝機能強化などの効果があります。

■鱈に含まれる健康成分

<タウりン コレステロール排出/肝機能UP/疲労回復

<ビタミンA> 喉の粘膜を守る/肌の健康邪/ガン予防

<ビタミンB> 中性脂肪の抑制/美肌効果/疲労回復

<ビタミンD> 骨の強化/うつ予防/カルシウム吸収向上

宝石箱のような鱈ソテー

ただの鱈ソテーですが、ちょっと豪華になります。野菜と鱈との相性も抜群のヘルシーメニューです。

成分名
含有量
成分名
含有量
エネルギー

326cal

ビタミンB
0.76mg
たんぱく質

37.5g

ビタミンE
3.3r
脂質

15.6g

植物繊維

1.9g
ビタミンC

44mg

食塩相当分
0.6g

<全ての材料全体のカロリー>

<材  料>

鱈 2切れ

ニンニク 1カケ

小麦粉 大さじ1

塩・胡椒

サラダ)リーフレタス・赤カブ・赤ピーマン・玉ねぎ・紫キャベツなど各20g

オリーブオイル 大さじ2

山椒 10粒位

<作り方>

1. 生鱈は塩少々を振り15分程置く。身から出た余分な水分をふき取る。塩胡椒をして、小麦粉をまぶす。

2.フライパンにオリーブオイルをニンニクをいれて香りがでたら、、小麦粉をまぶした鱈をソテーする。

3. お皿に、サラダを敷き詰め、上に焼いた鱈をのせる。オリーブオイルと山椒をかける。

 

<鱈とじゃがいもの重ね焼き>

鱈とじゃがいもは相性のよい組み合わせです。

<材料>

鱈 2切れ

じゃが芋 2個(200g)

片栗粉 大さじ1

ローズマリー 4本〜

にんにく 1カケ

チーズ  2枚(スライス溶けるタイプ)

EVオイル

<作り方>

1. 生鱈は塩少々を振り15分程置く。身から出た余分な水分をふき取る

2. じゃが芋は輪切りレンジ600Wで5分加熱 する。

3. 鱈の切り身を5等分くらいに切り片栗粉をまぶす。 やや多めのオイルと潰したニンニクで、焦げ目がつくまで焼く。

4.耐熱の容器に鱈とじゃがいもチーズを交互に入れていく。上にローズまりーをのせる。

5.オーブントースターまたは、オーブン200度で15分加熱する。

 
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