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安全JAWSくんのヘルシークッキング
旬の食材でヘルシークッキング

<今月の旬>ヤリイカ

.胴体は細長く円錐形で、その姿形が槍の穂に似ていることから、ヤリイカと呼ばれるようになったようです。地方によっては、ケンサキイカ、水イカ、 スルメイカを夏イカというのに対して「フユイカ(冬イカ)」ともいわれています。外套長は大きい物で40cm程度で、オスの方が大きく、メスは一回り小さい。ヤリイカはコウイカなどと同様、寿命は約1年で、早春から産卵期に入り、各地の沿岸に集まってきます。そして春に産卵を終え一生を終えます。春から夏にかけて産卵し、 孵化して夏から秋には小ヤリイカといて漁獲されています。初物はなかなか高価なものとして扱われています。 これが冬には成体(大きく)となりヤリイカとして流通しています。。

日本ではスルメイカより格上の扱いを受け刺身や寿司だねとして生食に多く使われ、ヤリイカは身質が非常によく、アオリイカと並び高級イカの仲間です。刺身に向いていますが、焼いても煮ても身が硬くなりにくく美味しいので、色々な料理に活かせます。また、一夜干し、直火焼き、煮付け、塩辛でもおいしくいただくことができます。

イカの加工物として、スルメ、サキイカなどお酒の肴の定番があります。これらも生のイカ同様に低脂肪であり、高たんぱく、肝機能をたかめるタウリンもたっぷり含まれています。イカ加工品を食べると噛む回数が多くなり、咀嚼に強い圧力が必要となるため、歯やあごの強化にとても役立ちます。高齢化社会を迎えている現在では健康長寿を促進する方策として歯の健康の重要性がクローズアップされてpり、さらに咀嚼の刺激により脳細胞の代謝活動が活発になることや、脳血流が増加することが明らかになっており、この結果老化に伴うシナプス(神経信号の伝達部位)の減少を予防する効果が期待されています。

さらに、運転中の居眠り防止といても効果が期待されます。 イカ加工品はガムを上回る咀嚼力を必要とします。そのうえ、タウリンやEPA/DHAの視力回復作用が期待できるところから、居眠り運転防止の強い味方になってくれます。

 
栄養

ヤリイカは亜鉛やナイアシンなどのミネラルを含んでおり、高タンパク質、低カロリーの食材です。またビタミンB群やビタミンEも豊富なので内蔵ごと食べると効果抜群だそうです。

イカにはタウリンが沢山含まれており、胆汁の分泌を促進し、肝臓の働きを助け、 肝機能を高める働きがあると言われています。タウリンはアミノ酸の1種ですが、イカのタウリンは遊離アミノ酸と呼ばれるものです。 体内を循環する性質を持ち、アミノ酸が不足しているところを補います。また、うまみ成分を多く含んでいるのも特徴です。スルメイカを姿干ししたものについている白い粉は、カビではなく遊離アミノ酸を含んだタウリンです。遊離アミノ酸は季節によって変動するので味の変化にも表れます。

ヤリイカに含まれるビタミンBは炭水化物や糖質を分解しエネルギーに変えるのを助ける働きがあります。疲労回復を早めたり倦怠感を予防する働きがあるとされています。ビタミンBは乳酸などの疲労物質のエネルギー転換をする働きをしてくれます。またビタミンBは脳のエネルギー源であるブドウ糖の精製を助ける働きもしてくれます。

ヤリイカに含まれるキトサンは脂肪を吸収するためダイエット効果が期待できるとされています。キトサンは不溶性の食物繊維でお腹の調子をよくしてくれたりコレステロールの吸収を抑えてくれます。キトサンは食物繊維なのでとり過ぎるとお腹がゆるくなってしまいます。便秘解消効果もありますがとり過ぎると便秘になってしまうケースもあるようです。

ヤリイカの成分にリゾチームというものがあり防腐力が強いです。リゾチームは細菌細胞の細胞壁を加水分解する酵素です。リゾチームが働くと体内に微生物が侵入して来ても微生物を溶してくれます。腫れをやわらげる作用や傷んだ組織の治りをよくしてくれます。痰や膿を分解してくれる働きもあるそうです。ヤリイカに含まれるリンは骨や歯を作る作用があり丈夫な骨づくりのために不可欠な栄養素とされています。またエネルギーを発生する物質を構成している成分です。生命活動を支えるために重要な働きをしています。リンをとり過ぎると骨のカルシウムの吸収を妨げたり腎機能の低下をもたらしてしまうそうです 。

■ヤリイカに含まれる健康成分

<タウりン コレステロール排出/肝機能UP/中性脂肪の減少

<キトサン> 老化防止/免疫力強化/便秘解消/血中コレステロール低下

<ビタミンB> 糖質の分解/美肌効果/疲労回復

<リン> 骨格や葉の形成/エネルギーの貯蔵/

イカ大根

旬のイカと旬の大根との組み合わせです。大根に味がしみこんでジューシーに味わえます。

成分名
含有量
成分名
含有量
エネルギー

327cal

ビタミンB
0.3mg
たんぱく質

36.9g

亜鉛
3.3μg
脂質

2.4g

植物繊維

4.4g
リン

644mg

食塩相当分
3.2g

<全ての材料全体のカロリー>

<材  料>

いか  1杯

大根 300g(8センチ位)

■だし汁 1cup

■酒(塩分無添加) 大さじ2

■醤油 大さじ1

■本みりん 大さじ1

■砂糖 大さじ1/2

■しょうが汁 一片分 位

<作り方>

-イカのさばき方-
1.まず、胴の中に指を入れ、筒状の外身と足や頭の接合部分を指ではずします。
2. 次に、 足を束ねてもち、静かに引っ張って内臓ごと引き抜きます。
3.ゲソの部分と、 内臓を切り離し、ゲソの触手の先を切り捨てます。
4.ゲソの付け根にある目玉と、くちばしを取り除きます。
5.外身から軟骨を抜き取り、エンぺらをむしり取ります。
6.外身の皮をはがします。刺身の場合は、包丁で胴を開き、刺身の幅に合わせて切り分けます。

(作り方)

1. いかの下処理をして1cm幅に切る。大根は2cm幅の半月に切って隠し包丁を入れる。

2.大根をゆでる。 串が通るくらいまで柔らかくなったら水にとって洗う。

3. ■を鍋に沸騰させイカを入れて2〜3分茹で、イカを取り出す。

4. 3の汁に大根を入れて20分程ゆっくり茹でる。いったん火を止めて冷まし味を含ませる。 ここにゆでたイカをいれて温める。

 

<サキイカとセロリの炒め物>

イカの加工品のサキイカとの組み合わせですが、香り、アクの強いもの同士ですが驚くほどおいしいです。

<材料>

さきいか  50g

セロリ  2本

油 おおさじ1

<作り方>

1.サキイカは食べやすいように裂いておく。

2.セロりは、白い部分は1ミリぐらいに繊維の沿ってきっておく。葉の部分は2センチぐらいにざく切りにする。

3. フライパンに油をしいて、セロリの白い部分とサキイカを入れて、しっとりするまでいためる。そこに葉の部分をいれさっと炒める。

4.お皿にもりつける。

 
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