しらすはカルシウムの宝庫です。
100gほどで、1日分のカルシウム、約500mgが摂れます。
カルシウムは吸収率の低い栄養素ですが、なんとしらすには、その吸収を促進するビタミンDも多く含まれているのです。
しらすを食す料理として、酢の物ですが、これがカルシウムの吸収を促進してくれます。柑橘類やお酢に含まれるクエン酸が、カルシウムの吸収をぐんぐん助けてくれるのです。美味しいだけでなく、相乗効果を発揮します。
青魚にふくまれているといわれているDHAはしらすにもふくまれています。
DHA
(ドコサヘキサエン酸)
は、
多価不飽和脂肪酸
脳細胞に働きかけ、記憶力の向上、認知症などの老化防止効果があります。また、人間の痩せるホルモンに働きかけ、中性脂肪や、体内の悪玉コレステロール値を下げる作用があります。
また、天然のミネラルが豊富です。カルシウム他に、マグネシウム、亜鉛、セレニウム、鉄、などが豊富に含まれています。疲労回復、ストレス緩和、風邪などの免疫力低下を予防します。
タンパク質は、酸繊維状のたんぱく質エラスチンとメチオニンがふくまれています。
エラスチンは、コイルのようにコラーゲンに絡み付き、お肌のハリと弾力を維持するタンパク質で、皮膚の真皮や血管に存在します。お肌のエラスチンは、歳と共に減っていき、シワやたるみの原因となります
エラスチン繊維やコラーゲン繊維が弾力を失うことによって、皮膚や脂肪が顔の筋肉や骨に吸着する力が落ち、下がった皮膚や脂肪がたるみとなって現れます。
メチオニンは、必須アミノ酸のひとつで、お肌の細胞を作るタンパク質、ケラチンを形成しています。
肝機能を高めたり、アレルギー、老化の症状を緩和する作用もありますが、体内で作る事ができないので、食事から摂ることが大切です。抜け毛が気になる方にも発毛効果もあります。アレルギーを引き起こすヒスタミンの血中濃度を低下させる働きを担っています。また、うつ病や統合失調症を改善する効果があるとされています。
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