DHAは、鯖(サバ)、イワシ、サンマなどの青魚に含まれている脂肪の成分です。DHAには、血液中の悪玉コレステロールと中性脂肪を低下させ、善玉コレステロールを増やす働きがあります。
中でも、鯖(サバ)缶詰に含まれるDHAは、成人病以外にも、うつ病、アルツハイマー予防、子どものIQまで関係しています。この働きは、同じく魚に含まれる脂肪酸EPAにもあります。
EPAは血液をサラサラにしてくれ,さらに紫外線による肌のダメージを軽減してくれるので、美肌効果、美容効果が期待されます。
サバ缶と一緒に食物繊維を多く含む食材を食べると、痩せるホルモンGLP-1の分泌量も増え、ダイエット効果もアップします。食物繊維が豊富な食材と言えば、インゲン豆やエンドウ豆やひよこ豆など豆類、昆布やワカメなどの海藻類、あとはアボカドや大根や白菜やゴボウ、ひじき、エリンギやシメジなどキノコ類などがあります。
これらの脂肪酸はコレステロールや中性脂肪の代謝をつかさどる肝臓の細胞膜をやわらかく保ち、その働きを活性化させ、結果として余分な血中脂質をコントロールすると考えられています。
また、ビタミンが多く含まれています。中でも一番多いのがビタミンB12です。このビタミンは貧血を予防したり、神経細胞を正常に保つ効果があります。欠乏してしまうと、悪性貧血になることもあり、体に悪影響を及ぼしてしまうことがあります。
さらに「太陽のビタミン」として知られる脂溶性ビタミンのひとつビタミンDも含んでおり、骨や歯を丈夫に保つことでよく知られているカルシウムの吸収を助ける作用があります。
ちいさな缶の中に、健康効果、美容効果、そして精神安定にと大きな栄養が含まれています。
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