ルッコラは地中海沿岸が原産といわれています。古代ギリシャや古代ローマ時代にすでに食用ハーブとして栽培され、「エルーカ」と呼ばれていたという記録が残っている歴史あるハーブです。古代エジプトでは世界3代美女のひとり、クレオパトラが美しさを保つために、好んでルッコラを食べたといわれています。.
日本では1990年代ごろにイタリア料理がブームになったときに渡来してのではないとかと思われます。そしてイタリア料理が一般的になるつれ、一般でもルッコラが知られるようになりました。英語名は「ロケット」ですが、イタリア料理と共にひろまったので「ルッコラ」で広まっていったようです。
今ではスーパーでも必ずみかけるようになり、日本での生産量も高まっているようです。
ルッコラは特徴は、炒ったごまに似た香りやピリッとした辛みが特徴で、アブラナ科の1年草ハーブです。葉形は大根に似ており、生葉に辛みと香りを有しています。
サラダなど、生で食べるの主流で、ピザやカルパッチョ、パスタの具材や、肉料理や魚のムニエルの付け合わせとして使われています。
またニンニクとも相性がよく、イタリア料理全般ともちろんイタリア料理の定番のパスタによく使われています。コクのあるチーズなどの乳製品、爽やかなトマトともコントラスとがはっきりしてとてもいい味を引き出してくれます。
ゴマに風味とピリッとした味わいは、和え物や炒め物、おひたし、漬物などにも相性がビッタリのため、和食にも取り入れらるようになっています。和洋さまざまなメニューに幅広く使える野菜ともいえます。いままでのない組み合わせを見つけていくのもたのしい野菜です。
|