アーモンドアーモンドに含まれる ビタミンE(α-トコフェロール)は、ゴマの約300倍!ピーナッツの約3倍!なんと100g中に30.3mgも含んでいます。
比較的ビタミンEを多く含むと言われる全粒の穀物やナッツ類を含め、そのままでも丸ごと食べられる食品の中でなんといっても一番の含有量なのです。
ビタミンEには抗酸化作用がある事から、活性酸素の害からカラダを守りガンや、心臓病、脳卒中などの生活習慣病を予防する事が期待されています。
又、血行を良くする働きがあり、血行障害からくる肩こり、頭痛、冷え性等の様々な症状を改善する事や、更に肌を若々しく健康に保つ効果も期待できる事から、アンチエージングのビタミンとも言われています。ビタミンEは副腎や卵巣に蓄えられ、女性ホルモンの分泌を調整して生殖機能を維持しているとともに、医薬品として月経前症候群や生理痛、生理不順などを改善する効果が認められています。また、更年期の諸症状に対しても、緩和する効果が期待されています。
アーモンドに含まれる食物繊維は、 レタスの約9倍!ごぼうの約1.6倍!なんと100g中に10.1gも含んでいます。
アーモンドに含まれるオレイン酸は、 ゴマの約1.8倍!ピーナッツの約1.5倍!なんと100g中に35gも含んでいます。脂質の含有量が高い為、高カロリーでダイエットを気にしている方には敬遠される事がありますが、実はこの脂質が大変良い効果を発揮してくれる事が分かってきています。
脂質は体内で脂肪酸に分解されますが、アーモンドの脂質の脂肪酸はほとんどが不飽和脂肪酸の為、血中の中性脂肪やコレステロールのコントロールを助ける働きがあるのです。
特に脂肪酸の約3分の2を占めるオレイン酸によって期待できるのは、いわゆる血液中の悪玉コレステロールを下げて、善玉コレステロールを維持する事です。
つまり動脈硬化等を予防し、心臓病や脳卒中の予防に効果が期待されています。
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