スナップエンドウは1970年代にアメリカから導入された品種です。スナックエンドウとも言われてますが、これは日本で付けられた名前です。 これはスナップエンドウの種を販売するときに種苗会社がスナックエンドウという名前をつけて種苗を売り出したことに由来します。また、食感がスナックを食べるイメージに近いことからともいわています。 農林水産省によって1983年、スナップエンドウと呼ぶことが奨励されました。ただ、現在でもサカタのタネからはスナックエンドウ(エンドウ スナック)という商品名で種が販売されています。
スナップエンドウはグリーンピースの改良品種で、豆が成長して大きくなってもサヤが硬くならず、サヤごと食べられるものです。甘みがあり、ぱりっとした食感が楽しめます。 一般的な品種は筋があるので、この筋を取り除いて食べます。
絹さやよりもスナップえんどうは筋が太く、筋の取り方もより丁寧に行う必要があります。
ヘタの部分を折って、内側に筋をとり、同じくヘタがあった部分の反対側に爪を立てて筋を取り、先端にむかって筋を取ります。
つまり、スナップえんどうは両側の筋を取る必要があるのですが、スタート地点がどちらもヘタ側からにすることで、しっかり筋を除くことができると思います。
スナップエンドウは、絹サヤの食感とグリンピースの甘みを一緒に楽しむことができる野菜です。
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