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旬の食材でヘルシークッキング

<今月の旬>コーンフレーク

「M-1グランプリ2019」優勝のお笑いコンビ・ミルクボーイのネタに使われたことで、「コーンフレーク」が話題になっています。

そもそもコンフレークとは、何でできているのでしょうか?ざっくりと言えば、原料はトウモロコシです。トウモロコシを挽いたコーンミールに砂糖、水を加え練って、蒸気で蒸し煮にし、押しつぶし乾燥させたものです。

コーンフレークは19世紀末にケロッグ社の創設者であるウィル・キース・ケロッグと兄のジョン・ハーヴェイ・ケロッグ博士によって発明されました。現在も親しまれているケロッグ社のコーンフレークが元祖と言うことになります。ケロッグ兄弟がコーンフレークを作り上げた背景には、時代風潮もあるようです。19世紀末にアメリカでは禁酒運動が盛んになっていました。それと同時に菜食主義(ベジタリアン)もあります。動物虐待ということだけでなく、キリスト教のなかでは動物を殺してたべることを避けてており、また医学的な面からもメリットがるといわれていました。

19世紀末、米国ミシガン州バトルクリークで保養所の所長をしていたJ.H.ケロッグ博士と弟のW.K.ケロッグは、療養者の食事として、栄養価の高い穀物を使った食品の研究・開発を重ねていました。数々の失敗の後、偶然にも水分を含んでしまった小麦をローラーにかけたところ、フレーク状になり、焼き上げると、パリッとおいしく仕上がりました。 これが現在のシリアルの原形です.。

ケロッグ博士はかなり極端な禁欲主義者としても語られます。性行為、特に自慰行為に対しては人間の精神を不安定にする・健康にも悪いという持論を持っており、彼の考案したものの多くは性欲を抑えることに重点が置かれていた・菜食主義を徹底したもの「肉を食べると性欲が増す」と考えたことが発端だという見解もあるほどです。ケロッグ兄弟がグラノースやコーンフレークを売り出した際にも、ケロッグ博士は「過度の性欲と自慰行為を抑制することが出来る」というのを売り文句にしていたと伝えられています。砂糖も病気の原因となる考えていたため、コーンフレークに砂糖をコーティングしようという提案を頑なに突っぱねたという説もあるのです。

ケロッグのトラの名前は「トニー・ザ・タイガー」だそうです。

 
栄養

コーンフレークの栄養とは、これもネタで「五角形の栄養素」といってますが、実際にはどんなものでしょうか?

ケロッグのHPによると、栄養素は11項目、カルシウム、鉄、ビタミンA,ビタミンB1、ビタミンB2,ビタミンB4 ,ナイアシン、葉酸、ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンD。一般的な朝食(食パンとサラダ)と比べた場合、明らかに栄養バランス(食パンをコーンフレークに代えた)のグラフが大きくなっています。

特に、牛乳と共食すことを想定すると、ビタミンB1,ビタミンB2,ビタミンB12 ,ビタミンD、カルシウムがとびぬけています。これが5角形かもしれませんね。

穀物からの良質な炭水化物を含み、油分がすくなくコレステロールゼロのヘルシーな食品です。さらに商品とするうえで、ビタミンB1、カルシウムなどがさらに強化されているようです。

ビタミンB1・・水に溶ける水溶性ビタミンのひとつです。かつてわが国の国民病のひとつといわれた脚気(かっけ)という病気は、ビタミンB1欠乏によっておこることが知られています。働きとしては、糖質からのエネルギーの生成、皮膚や粘膜の健康維持に役立っています。

カルシウム・・歯や骨をつくっています。体内のカルシウムは99%は骨と歯に残りの1%が血液など体液や筋肉に含まれています。これらが、出血を止めたり、神経や筋肉運動、生命の維持や活動に重要な働きをしています。そのためにカルシウムは骨に蓄えられており、血中にカルシウムが不足すると骨は自ら壊してこれを補います。

長い間のカルシウム不足などからの骨の吸収が経営を上回ると高齢になってから骨がもろく折れやすくなる病気、骨粗しょう症になるおそれがあります。

■コーンフレークに含まれる健康成分

<カルシウム> 骨・葉を作る/神経・筋肉の生命維持、骨粗しょう症防止

<ナイアシン 毛細血管の機能向上/神経機能の正常化

<ビタミンB2> 糖質、脂質、たんぱく質を体内でエネルギーにする/口内炎予防

<ビタミンB12> 記要んと赤血球のヘモグロビン生成/脳からの指令伝達

<ビタミンD>  小腸や腎臓からのカルシウム吸収を促進/骨粗しょう症予防

 
コーンフレークのホットスープサラダ
寒い冬にサラダに温かいスープを入れて、バランスのよい朝食になります
成分名
含有量
成分名
含有量
エネルギー
267kcal

ビタミンB1

0.16r
たんぱく質

23.1g

1.3mg
脂質

6.6g

植物繊維

2.9.g
ナイアシン

11.3mg

食塩相当分
7.4g

<材料全てで計算>

<材  料>

コーンフレーク  20g

鶏の胸肉(茹でたもの)   50g

レタス  20g

人参  20g

枝豆  20粒

キャベツ  30g

ミニトマト  3個

大豆  20粒

もち麦  大さじ1

生姜 1片

鶏ガラスープ  200t

 

 

 

<作り方>

1.お皿にサラダを盛り付ける要領で、それぞれの野菜をいれる。コーンフレークを入れて、豆、もち麦を散らす。

2.鶏ガラスープに生姜をいれて、温めたものを、1の上からかける。しんなりした野菜と共に食す。

 


 

<コーンフレークバー>

簡単にコーンフレークバーを作ることができます。ナッツやドライフルーツを混ぜでオリジナルバーを作りましょう。

<材料>

コーンフレーク 2カップ

マシュマロ  30g

バター 30g

ナッツ・ドライフルーツなど

 

<作り方>

1.マシュマロとバターを耐熱皿に入れて、マシュマロが大きく膨らむまで電子レンジにかける。

2.バターとマシュマロを混ぜ合わせる。ここにコーンフレーク、ナッツ、ドライフルーツを入れる。さっと混ぜ合わせ、熱いうちに素早くクッキングペーパーの敷いたバットに伸ばす。

3.冷蔵庫で冷やし、固まったら適当な大きさにカットする。

 
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