クミンに含まれている栄養素は、ビタミンB1、ビタミンB2 、ビタミンE、ナイアシン、葉酸、カルシウムなどです。
クミンに含まれる香り成分のひとつが「リモネン」です。リモネンは柑橘類にも多く含まれる成分で、リラックス効果があるとされています。そしてもう一つクミナール(クミンアルデヒド)も含まれています。
天然に含まれる香りの成分になります。快い香りであり、私たちの消化器官を刺激して食欲を増進させる効果が期待できます。
クミンが古代ギリシャにおいて「食欲」のシンボルにされていたのはこのためです。この香りに含まれている成分は、消化器官を刺激し食欲を増進させる働きがあります。食欲を促だけでなく、消化器官の働きも活性化してくれ、さらに植物繊維も含まれているので、腸の蠕動運動を促進してくれます。インドでは「便秘の特効薬」としても使用されています。
クミンに含まれているビタミンやミネラルが貧血の予防、改善に役立てくれます。特にビタミンB群は、ビタミンB6は赤血球を運ぶのに必要なヘモグロビンを生成するのを助けたり、葉酸は細胞分裂のサポートや赤血球を作るのを助けたりします。クミンには鉄分も多く含まれています。鉄分はは体全体に酸素を運ぶヘモグロビンの主成分です。クミンが貧血のための最も自然で効果的なサプリメントともいわれています。
さらにビタミンB6、ナイアシンなどのミネラルを豊富に含むクミンは記憶および心の健康(メンタルヘルス)を維持し回復する能力で知られています。アーユルヴェーダでは、しばしば記憶喪失に苦しむ患者を治療するために使用されます。 |